人口は多いが不足している

SEやプログラマなど、IT技術関連の技術者は慢性的な人材不足の状況に陥っている。不規則な労働時間や長時間労働によって、激務であるというイメージが一般にも染み付いており、これからの成長産業であるIT業界であるにもかかわらず、その担い手がまるで足りていないという状態なのだ。

中でもjavaエンジニアはとりわけ人口が少ない言語分野である。これにはいくつかの理由が考えられるだろう。まず一つ目の理由としては、スマートフォンの劇的な普及である。一昔前まではそれほどでもなかったスマートフォンが、ここ何年かで急激に携帯電話市場におけるシェアを増やしたことによって、javaエンジニアの需要が格段に高まったことが人材の不足に繋がったのである。というのも、スマートフォンではAndroidが急速にシェアを伸ばしたが、Androidにはjavaのプログラミング言語が使用されている。Androidアプリの開発が盛んになっているが、開発が盛んになればなるほど、javaエンジニアの力が欠かせなくなる。

そこでその需要が急激に高まったことによって、相対的に供給が追い付かないという状態が続いているのである。javaを希望言語としているエンジニアが多い一方で、需要があまりにも多いため、人口が追い付いていないという状況なのだ。また新しく開発された技術については、最初その技術がもてはやされるが、次第に人気にも陰りが見られてくる。脆弱性などが見つかったりすると、さらに需要が下がるが、時がたつとその価値が再び見直されるのだ。javaにもそうした傾向が指摘でき、その存在に再び脚光が浴びせられているのである。